添加剤
役割
添加剤の役割
- 燃焼温度を 450 ℃に低下 (550 ℃に代わり)
- 燃焼チャンバーに形成されたカーボンの除去
- 黒煙の燃焼を促進
説明
添加剤 EOLYS (サプライヤー “RHODIA”)
構成内容
- セリウム: 質量 4,2% (DP X42)
- 触媒コンバーター: 茶色
- 溶剤製品 (燃焼可能な炭化水素)
添加剤タンク
説明
データ
- 容積: 5 リットル
- 走行可能距離: 80 000 km
- 添加剤インジェクションポンプ内蔵
- 添加剤最小レベルセンサー内蔵
- オリフィス (個数: 4)
オリフィス
- 添加剤インジェクションポンプのアウトレット (直径 10 mm のワンタッチコネクター)
- 添加剤インジェクションポンプのリターン (直径 8 mm のワンタッチコネクター)
- ブリーザー (圧力 / 負圧セーフティーバルブ)
- ブリーザー (オーバーフロー)
再充填: 該当する車両のメカニカルファイルに記載されている手順を参照してください。
位置
位置: 燃料タンク下
添加剤インジェクションポンプ (1283)
役割
添加剤インジェクションポンプは、添加剤回路に必要な圧力とフローを提供します。
説明
A - 添加剤リターン回路
B - 添加剤低圧回路
メーカー: MARWAL
添加剤インジェクションポンプは以下の部品で構成されます。
- (1) ノンリターンバルブ (添加剤低圧回路)
- (2) 添加剤低レベルセンサー
- (3) フィルター
- (4) ノンリターンバルブ (添加剤タンクリターン回路)
- (5) ローラー型容積移送式真空ポンプ
ノンリターンバルブは、添加剤インジェクションポンプリターンおよびアウトレットワンタッチコネクターが開放された時に添加剤の流出を防ぎます。
注記セーフティ・バルブの較正: 0,2 バール
ポンプの吐出量: 80 l / h
正常な作動圧力: 3 bar
燃料添加剤 ECU は、以下の場合に 12 V の電圧を添加剤ポンプに供給します。
- イグニッションスイッチをオンにした時の 5 秒間
- 添加段階
電気的特徴
制御: 燃料添加剤 ECU
コネクター ピンの割り当て
- 端子 1: (-) 添加剤低レベルセンサー
- 端子 2: (+) 添加剤低レベルセンサー
- 端子 3: 添加剤インジェクションポンプの 12 V 電源供給
- 端子 4: 添加剤インジェクションポンプのアース
- 端子 5: 未使用
- 端子 6: 未使用
位置
ポンプは添加剤タンクの液中に取り付けられています。
注記添加剤タンクからポンプを分離することはできません。
添加剤低レベルセンサー (1283)
役割
添加剤タンク内の添加剤が 0,3 L に達した時、センサーは添加剤が最小レベルに達したという情報を添加剤 ECU に送信します。
この受信情報に従って、添加剤 ECU はエンジンインジェクション ECU に情報を送信します。
インジェクション ECU は以下の部品の作動要求を BSI に送信します。
- コントロールパネルのサービス LED の点滅要求 (*)
- マルチファンクションディスプレイへのメッセージ表示要求 (*)
注記添加剤 0,3 L は、燃料 80 L に対して 6 回分の充填剤マージンに相当します。 (*)
(*) 車両装備に応じて
説明
センサーはサーミスターで構成されています。
送信情報は、サーミスターが添加剤に浸っているか、または空気に触れているか (最小レベルに到達した状態) によって変化します。
位置
センサーは添加剤インジェクションポンプに内蔵されています。
セーフティーバルブ
役割
セーフティーバルブの役割
- シール機能 (溶剤の気化、ゴミ、泥、水の浸入を防ぎます。)
- 横転防止機能
- 添加剤レベルに応じて作動する添加剤タンク用ブリーザー
説明
(6) バキュームバルブ (0,036 bar)
(7) 過圧バルブ (0,05 ± 0,01 bar)
(8) バキュームバルブリターンスプリング
(9) 過圧バルブリターンスプリング
機能
- バルブ (6) は、添加剤レベルに応じて、添加剤タンクのブリーザーとして作動する
- バルブ (7) にはシーリング機能と逆流防止機能がある
位置
セーフティーバルブは左リアホイールアーチに取り付けられています。 (マッドフラップの裏側)
添加剤インジェクター (1284)
役割
インジェクターは、設定量の添加剤を燃料タンクに噴射します。
説明
A - 添加剤リターン回路
B - 添加剤低圧回路
タイプ: WEBER IWP 043
注記セーフティ・バルブの較正: 3 bar
電気的特徴
制御: 燃料添加剤 ECU
コネクター ピンの割り当て
- 端子 1: +12 V 供給
- 端子 2: 制御
電気的特性: 25 ℃時の抵抗 = 14,7 Ω
位置
添加剤インジェクターは燃料タンクに取り付けられています。
燃料タンクキャップ圧力センサー (4320)
役割
フュエルフィラーキャップ検知センサーは、フィラーキャップが開いているか閉じているかを添加剤 ECU に通知します。
添加剤 ECU の役割 (受信情報による): 補充された燃料を検知
説明
(10) 永久磁石
(11) イグニッションオン
フィラーキャップには磁石が付いており、キャップを閉じた時、磁石は接点の反対にあります。
電気的特徴
電源供給: 燃料添加剤 ECU
コネクター ピンの割り当て
- 端子 1: 5 V 供給
- 端子 2: 信号
- 接点の反対に磁石あり: 抵抗 = 150 000 Ω
- 接点の反対に磁石なし: 抵抗 = 15 Ω
燃料ゲージ (1211)
役割
燃料センダーは燃料レベルの変化を添加剤 ECU にビルトインシステムインターフェース経由で通知します。
添加剤 ECU の役割 (受信情報による)
- 噴射する添加剤の量を決定
- 添加剤インジェクションポンプを制御
- 添加剤インジェクターを制御
説明
次の箇所を点検します。: 燃料ゲージ
| ベースプレートに対するフロートピンの高さ | 抵抗 |
|---|---|
| 14 mm | 350 ± 5 Ω |
| 44 mm | 300 ± 5 Ω |
| 75 mm | 250 ± 5 Ω |
| 110 mm | 200 ± 5 Ω |
| 139 mm | 150 ± 5 Ω |
| 171 mm | 100 ± 5 Ω |
| 202 mm | 50 ± 5 Ω |
| ベースプレートに対するフロートピンの高さ | 抵抗 |
|---|---|
| 14 mm | 350 ± 11 Ω |
| 41 mm | 300 ± 10 Ω |
| 72 mm | 250 ± 10 Ω |
| 104 mm | 200 ± 9 Ω |
| 138 mm | 150 ± 9 Ω |
| 171 mm | 100 ± 8 Ω |
| 204 mm | 50 ± 2 Ω |
注記燃料センダーは、7 L 未満の燃料レベル変化を正確に検出することはできません。
BSI (BSI1)
BSI は添加剤 ECU に以下の情報を送信します。
- エンジン回転数センサー信号 (エンジン作動情報)
- 車速情報
- フューエルゲージ情報
- イグニッションキーの位置
燃料添加剤 ECU (1282)
役割
燃料添加剤 ECU は添加剤インジェクターを制御します。
ECU ソフトウェアには下記が収録されています。
- 燃料タンクへの添加剤インジェクションの開始および継続時間の管理
- フィルターの使い始めからの添加剤総噴射量の管理
- 緊急モード
- 故障メモリーによる診断
- インジェクション ECU との相互通信
説明
ECU は下記のエレメントを電気制御します。
- 添加剤低レベルセンサー
- 添加剤インジェクションポンプ
- 添加剤インジェクター
- フュエルフィラーキャップ検知接点
- 触媒コンバーター下流側排気ガス温度センサー
メーカー: MAGNETTI MARELLI
電気的特徴
| ピン No. | 名称 |
|---|---|
| 1 | + 12 V 供給 (常時 BAT +) |
| 2 | 電源供給 +BAT BSI / +APC |
| 3 | ボディ VAN + 電源供給 (+12 V) |
| 4 | 入力: フュエルフィラーキャップ検知センサーの情報 |
| 5 | 入力: 最小添加剤レベルセンサーの情報 |
| 6 | - |
| 7 | - |
| 8 | 出力: 12V 添加剤インジェクター制御 |
| 9 | 出力: 12V 添加剤インジェクションポンプ制御 |
| 10 | 入力: 触媒コンバーター下流側排気ガス温度センサーの情報 |
| 11 | 入力: 触媒コンバーター下流側排気ガス温度センサーの情報 |
| 12 | 入力: フュエルフィラーキャップ検知センサーの情報 |
| 13 | 入力: 最小添加剤レベルセンサーの情報 |
| 14 | VAN ネットワークデータ |
| 15 | VAN ネットワークデータバー |
| 16 | アース |
位置
位置: 右 B ピラーベース付近のシャーシーメンバー上 (車種に応じて)